🍌バナナ将棋詩（10詩まとめ）
バナナ将棋詩 ──ねじれたバナナが見た、夢の対局── １｜ねじれたバナナが夢で見た将棋の対局 駒たちはすべてバナナだ…
無意味公文書館
運命の一歩で、体毛は裏返る。オセロダンス、開幕。
オセロダンス ―― 黒とフォーンの毛色が運命を決める運命の一歩で、体毛は裏返る。オセロダンス、開幕。オセロダンス――黒とフォーンの毛色が運命…
天然アイラインの誇り
夜のとばりを裂いてすっぴんパグがやってくるくっきりライン、描いてないのに「それアイラインですか？」と聞かれるちゃうわ、これ、 まぶたの造形…
大いなる無意味世界
緑の鼻血戦記 チノスケ青年期録⑥
ガラガラポンと、世界が変わる あの日と同じ道を、チノスケは歩いていた。 いつもの商店街。 あの時、占い師に声をかけられた場所…
緑の鼻血戦記 チノスケ青年期録⑤
それは、出ていくものだった 車内の広告に目をやる。景気のいい文句が並んでる。 「人生は楽しんだ者勝ち」「もっと自由に」「旅しよう…
緑の鼻血戦記 チノスケ青年期録④
それでもレールに、乗ってしまう 電車の揺れは、思考を削る。チノスケは車窓を見つめながら、何も考えないようにしていた。 ふと、こんな…
緑の鼻血戦記 チノスケ青年期録③
駅の音は、洪水になる 駅の構内に入った瞬間、音が、音が、音が── チノスケの耳に押し寄せる。 電車の発車ベル、案内放送、子…
緑の鼻血戦記 チノスケ青年期録②
知られたくないものほど、先にバレる 家から近い商店街。 どうしても避けられない買い物があって、チノスケは耳栓と狭視界メガネを装備して…
緑の鼻血戦記 チノスケ青年期録①
モラトリアム駅 青年となったチノスケは、引きこもりがちだった。 目に入るものが体内に入り込んでくる、幼少期からの体質のまま成長してし…
青信号、カタツムリが止まる
🐌 無意味詩「青信号、カタツムリが止まる」 「急がなくても、間に合わない。」──カタツムリは、青に気づかない。 カタツムリが止まっ…
運命の一歩で、体毛は裏返る。オセロダンス、開幕。
オセロダンス ―― 黒とフォーンの毛色が運命を決める運命の一歩で、体毛は裏返る。オセロダンス、開幕。オセロダンス――黒とフォーンの毛色が運命…
🍌バナナ将棋詩（10詩まとめ）
バナナ将棋詩 ──ねじれたバナナが見た、夢の対局── １｜ねじれたバナナが夢で見た将棋の対局 駒たちはすべてバナナだ…
緑の鼻血戦記 チノスケ幼少期録⑤
第五章：鼻の奥に咲く花 朝、いつもと同じ時間に目が覚めた。 けれど、どこか違っていた。 チノスケは、鼻の奥に“何か”がある気がし…
無意味帝国の管理人。意味から亡命した詩人であり、500匹のパグの鳴き声を哲学とみなす者。 この国では「ちょっと意味わからんけど、なんか好き」が国家理念。 カオリ隊長が責任を持って、責任を放棄します。
